自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2021/11/08
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聖句
あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなされず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。
(コリントの信徒への手紙Ⅰ 10章13節)
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「敬和の会」は、敬和学園の秋の大切な行事のひとつです。本来であれば学校から校長と教職員、寮務教師が各地域に伺って、敬和学園の教育や寮の様子についてお話させていただき、また、在校生や卒業生の皆様、入学を考えてくださっている中学生の保護者の皆様からの様々なお声を聞かせていただく会です。昨年はコロナウイルス感染拡大対策のため、県外での敬和の会は開催を見送りました。今秋こそ、2年ぶりに関東、関西地区へ伺っての開催を予定していましたが、感染拡大の収束の見通しが立たず、北海道と福島以外はオンラインでの開催に変更しました。オンラインの開催にもたくさんの方が関心を持ち参加してくださったことはとてもありがたいことでした。各地で敬和の会の開催を待ってくださる保護者の皆さん、卒業生が多くいてくださることをあらためて感じ、ひとり一人の温かい気持ちがつながって、敬和学園が築かれている事を実感した時となりました。保護者様が語ってくださる一言、一言に大切なお子様を預けてくださっている想いが伝わり、一層気持ちを引き締めて寄り添い共に過ごしていくこと心に刻みました。
「オンラインで開催する」。私は、従来の流れにとらわれて、柔軟な気持ちで物事を考えることが上手くできない性格ですが、知恵を出し合う事で、良き方法が見つかっていくこと、そして新しい気付きにも出会うことができました。
合計7回の県外敬和の会をオンラインで行いました。プログラムに従来の敬和の会では出来なかった、「のぞみ寮生からのメッセージをライブでお届けする」ことを加えることができました。上記の写真は、その時の様子です。開催地区出身の寮生中心に参加してもらいました。寮生から語られる言葉は、どれもかけがえのない日々を過ごしているからこそ語られる熱のこもったメッセージでした。参加してくださった皆様にも好評でした。協力のお願いをすると、どの生徒も快く引き受けてくれたこともうれしいことでした。「いつでも協力するからね」と言葉も添えてくれます。
来年は、各地に伺って「敬和の会」が開催されることを心から願っています。参加してくださった皆様ありがとうございました。(小菅)
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避難訓練
春と秋、年2回の避難訓練を実施しています。秋は抜き打ちの避難訓練です。日頃の訓練が生かされている事を生徒たちの取り組む姿勢から感じる事が出来ます。「災害体験の講話」として、社会科の渡辺清和先生がメッセージしてくださいました。渡辺先生は、以前のぞみ寮の寮務教師をしておられ、のぞみ寮が大火になった時を経験しておられます。その時の実体験を語ってくださいました。
災害が多いこの頃です。命を大切に考え、判断と適切な行動が出来る力をひとり一人が身につけて、過ごしていかなくてはならないと思う避難訓練の時でした。(小菅)
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敬和の秋も深まってきました。