自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2011/04/19
<もう2週間!>
1年生が入寮してきて早2週間が経ちました。1年生にとってあっという間だったでしょうか?
それとも長くて大変な時間だったでしょうか?毎年、私にとってこの最初の期間は、とても長く感じられていました。馴れた2・3年生との時間に慣れた私は、1年生の入寮で何かと心配事が尽きない生活になります。2年生も3年生も私も、1年生の事で頭がいっぱいです。1年生の事で頭がいっぱい、それは例年通りのように感じていますが、逞しい1年生たちととてつもなく頼りがいのある2・3年生たちのおかげで、今年は何だかあっという間のとても楽しい2週間を送りました。
1年生は入寮礼拝後からイベント続きでした。入寮礼拝直後の夜、みぎわ館で1年生のオリエンテーションを行いました。自己紹介にゲームを取り入れ、少しでも緊張の糸を解したい、少しでも互いの事を知り合ってほしい、少しでもみんなの顔に笑顔を…そんな想いで行いました。私の期待以上に盛り上がり、「自分」について話し、仲間の声に耳を傾けていました。しっかり聴いてもらえる安心感が、初対面であっても語る不安を消し去ってくれることを1年生たちから確信させてもらいました。
聴く事、これはみぎわではなかなか重要な位置を占めています。毎年この態勢を築くために様々な取り組みをするのですが、今年はスタート位置がレベル高く、みんなの秘めた力を想像すると、今後どう変身していくのかワクワクが止まりません!
入学礼拝後はのぞみ寮の対面式(160名を超えるのぞみ寮生たち全員とのご対面で自己紹介をし合います。)、学校ではオリエンテーションキャンプに出かけ、帰ってきたら1年生の男女合同スポーツ大会、その後みぎわ館でのネーム覚えよう会と息をつく間もありません。日常の生活でも、生活や整美の係の役割や、見回り・ゴミ捨て、コンロ掃除など今までやったことない、でもみぎわ館では通常!と言う事柄に一生懸命な1年生。「朝からやることいっぱい!」と言いながらも笑顔で時間通りに登校していく1年生。そんな1年生に寄り添い、日に日に大人っぽい顔つきに変化していく2・3年生たち。みんなの一挙手一投足にいちいち喜びや感動、ときには驚きを沢山感じながら過ごしたこの2週間でした。あっという間なのも当然ですね。
同じような年代の仲間が43人も集い生活するのですから、限定された3年間でもきっとたくさんの衝突があるでしょう。自分の中で消化しきれない・納得できない想いや出来事も山のようにあると思います。その一つ一つにぜひ、じっくりと向き合ってみてください。時間が掛かっても大丈夫。一人でできなくても大丈夫。ここには、たくさんの仲間がいます。つまずいた時、前に進めなくなった時、頼ればいいです。それにきっと、頼る前に手を差し出してくれていますよ。大変だけど、手を差し出してくれる仲間が常にそばにいる喜び、多くの仲間から祝福される誕生日、小さなことでもみんなで喜べば人生最大の喜びかも!と思える体験など、みぎわ館に溢れているたくさんの幸せをたっぷり味わってくださいね。1年生も、2年生も、3年生も!
(森口)




<ウェルカムパーティ>
「こんばんは~」と点呼に各部屋を回ると、お菓子を山のように広げてパーティをしている部屋がいくつもありました。1年生を迎えての喜びを夜な夜な噛みしめているのだそうです(笑)。お菓子を食べながら、「今度さぁ、みんなでムーンライト作ろうよ!」とみぎわの伝統アイスケーキを作る相談をしていました。「む!?なんですか、それ?作りたいです~!」とハイテンションな1年生に、「ムーンライトってね…!」と説明に熱が入る2・3年生。一体何度部屋でウェルカムパーティをするのでしょうか(笑)。
ウェルカムパーティが、そのうち入寮○日記念になり、部屋替え前のお別れパーティへと変化していくのでしょう。とにもかくにも、薄暗い部屋でのパーティが好きなみぎわっ子たち。6月の部屋替えまで残り2か月ほどです。3年生と一緒の部屋で楽しく過ごせるのもあと2か月。素敵な縦の関係づくりにも精を出してくださいね。


<礼拝のお話>
*I.Y.(3年生)
41回生が卒業されましたね。およそ2年間同じ学校へ通いました。初めの1年間は通生だったため、通生の先輩と一緒にバスで通学し、寮で毎日寮生・とくにみぎわ館の先輩たちと共に過ごしました。通生の先輩も、寮生の先輩も、雰囲気は違いましたがとても優しくて、ずっと一緒に居たいと思える人たちばかりでした。今の私は先輩にとても恵まれていたと思います。
私が中学生の頃の先輩は、毎日廊下でぶつかってきたり、舌打ちや悪口は当たり前。毎日のように嫌がらせがありました。そのくせ大人の前では何もしない卑怯な人が多く、私は大嫌いでした。しかし一人だけ優しくていつも笑っていて、すごくかわいい先輩がいました。その人が居たから私は、後輩にとって優しい先輩が居る事の大切さ、温かさを知ることが出来ました。敬和に来てから、先輩の優しさ・愛情深さを知りました。挨拶してくれる事、笑顔を向けてくれること、フェスティヴァルなどの活動を一緒にしてくれること、困っていたら声を掛けてくれることなど一見普通のちょっとしたことが私にとってはとても嬉しくて、幸せで仕方ありませんでした。
後輩に取って先輩は学校生活を楽しむための重要なポイントだと思います。右も左も分からない1年生は必ずと言っていいほど先輩を見ます。先輩を見て学校生活をどう過ごそうか、決めていくことも少なくないはずです。まして、それが1日中一緒に過ごす「寮」なら尚更だと思います。
要するに私が言いたいのは、「そろそろ1つ上へ行く準備をしよう!」ということです。42回生は3年生になり、43回生は2年生になります。そして間もなく44回生が入学してきます。1年生がみぎわ館に来たら、43回生が2年生として指導することになります。そしてそのサポートをするのは3年生の42回生です。
私も含めてここにいる人たち全員が先輩と関わって様々な事を学んだはずです。それは優しさだったり、厳しさだったり、人によって感じたこと・教わった事は色々だと思います。ぜひ一人一人が先輩として、一みぎわ族として、よりよいみぎわ館づくりに貢献していきましょう!
43回生の皆さん、初めて寮に来た時の事を思い出してください。先輩と関わって嬉しかった事・困ったことを44回生との関わりの中でしっかり活かしてください。2年生ってけっこう大変です。きっと悩みます。板挟みの状況や1年生への指導や心配事で泣くこともあるでしょう。42回生たちもそれを経験してきました。だけどそれは後輩への愛情があるからこそ悩み泣くのです。だからたくさん悩み泣いて下さい。たくさん関わって、話して、いっぱい笑ってください。42回生はいつでもみんなを見守り、支え、アドバイスを準備しています。
今までお世話になった先輩たちへの感謝を忘れず、今度は私たちが素敵な先輩になって後輩たちを笑顔にしていきましょう!
(3月)