のぞみ寮通信

みぎわ館

2011/04/16

みぎわ館 第79号(4月16日)

<出会いの瞬間♪ >
 
 4月5日の入寮礼拝も無事行うことが出来ました。

新入寮生も緊張しつつも元気にやってきてくれました。入学準備会の後、新入生は各館へ移動し先輩たちとの初顔合わせとなりました。友愛館からみぎわ館へ移動してくる新入生を待ち構える2年生たち。その後ろで、ソワソワ・ウロウロと落ち着かない3年生たち。友愛館から人影が見えるや否や、「ギャー!キャー!○○~!!!」と同室になる1年生の名前を絶叫。こんな先輩たちの興奮した姿に新入生は後ずさり…かと思いきや、カチカチだった顔から笑みがこぼれ、自分の名前が書かれたウェルカムボードを持った先輩の元に駆けよっていました。
 入寮礼拝を境に新入生たちの生活は激変します。今まで甘え続けていた(自覚なくとも、ものすご~く甘えさせてもらってたんだからね!)家族の元を離れ、自立の一歩を歩みだすのですからそれはもう本当に大きな変化です。これまで感じたことの無いくらい強い感情や感謝、気付きを持つ事になるでしょう。つまずいた時ほど、家族の大きな愛や支えを体感してください。共に喜び、共に泣いてくれる仲間の存在に気付いて下さい。それらに気付けることが豊かな心の成長への大きな一歩となるからです。44回生のみぎわ館での生活が、素晴らしいものとなることを毎日祈っています。
 43回生は4月5日の朝までみぎわ館の末っ子でした。それがいきなり12名ものかわいい妹たちを得、グン!とお姉さんの顔になりました。今まで先輩たちにしてもらってきたことを、今度は自分たちが44回生にしてあげる番です。先輩たちが自分たちを支えるために悩み・話し合い・取り組んできたその道を自分たちもこれから歩みます。人のために労を惜しまず働く事を、これから四六時中することになるのです。大変かもしれません。でも、44回生を迎えたみんなの姿を見ていると、自ら進んで喜んで関わってくれています。昨年度1年間で成した大きな・大きな成長を感じ、また今年度1年、さらにビッグになって行くであろう、みんなが楽しみでなりません。43回生としてのチームの絆をさらに強固なものとして行くこと、後輩たちの成長をしっかりサポートすること、頼みましたよ!!!
 42回生、とうとう最高学年です。そんな自覚ありますか?その顔つきはありますね~。とっても頼もしいです。2年前に1年生として入寮してきたあの42回生が今やみぎわ館の主軸です。「互いに心を育て合う」というみぎわのカラーを確立してくれた、素晴らしいチームです。それを誇りに、更なる自信に、後輩たちをよろしくお願いします!そしてこの1年、悔いの無いように、寮生活も学校生活もガッツリ充実させてください。42回生がみぎわ史上最強のチームとなることを期待してやみません! 
             

(森口)
 

 
 
 

 
 

 
 
 

 
 
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 

<礼拝のお話> 
 
*U.C.(2年生)
 私が敬和を知ったのは中1の頃でした。父から敬和について聞いたのが最初です。そしてオープンスクールに行きたいと思い、父と姉と私の3人で行きました。それ以降どんどん「敬和へ行きたい!」という想いが強くなっていきました。しかし、中3になり進路を決めなければいけない時期が近づけば近づくほどその思いは弱くなっていきました。親元を離れ、全く知らない環境での生活に不安を感じるようになってきたからでした。しかし、地元にははっきりと行きたいと言える高校はありませんでした。そして最後の進路希望調査を書くときになって、親から「敬和に行きなさい」と言われ、それがきっかけとなり敬和への進学を決心しました。
 入試があり、担任の先生から合格の電話をもらいました。それからどんどん日が経ち、入寮が近づくにつれて、不安を感じるようになりました。親からの自立を目指したいけれど、現実の寮での生活はどうなのか、また周りの人たちと上手くやっていけるかなど、たくさんの不安で新潟に来る前の日などは一人で泣いていたのを覚えています。
 そして寮生活・敬和生活がスタートしました。右も左も分からず、とても忙しい日を過ごしていました。そんな生活の中で「なんで敬和に来たんだろう。こんなところ、来なければ良かった。」と思うようになりました。それが自分自身との闘いの日々の始まりでした。
 そんな風に感じるそこには、弱い自分から逃げ、何をするにも見栄を張っている私がいました。それに気づかせてくれたのは寮で、真正面から私にぶつかり、私の弱さを引っ張り出してくれる友達の存在です。正直最初はその言葉を受け入れたくないとかたくなになっていましたが、弱さから逃げている自分を自覚できるようになり、逃げ続けている自分が嫌になってきました。私はその友達の言葉を受け入れ、逃げている自分を認める決意をしました。今、真正面からぶつかってくれた事、本当に感謝しています。
 そして、最初の頃敬和に来たことを後悔していましたが、今では敬和でみぎわで良かったと思っています。無駄だと思える事も、毎日の生活の一つ一つが私にとってはなくてはならない物なのだと感じられるようになりました。自分の気持ちを周りに伝えられなかった私が、少しずつですが伝えられえるようになってきました。親への感謝を表せなかった私が、今では敬和に送り出してくれたことを心底感謝しています。敬和での出会い、みぎわでの出会いなどすべてが神様の導きだったに違いありません。日々、感謝して歩んでいきたいです。                  

(3月3日)

 
 

*O.A.(3年生)
 先日41回生が卒業してしまいましたね。自宅学習期間を終えて、やっと会えたと思えば、もう卒業と言う別れが来てしまいとても悲しかったです。卒業礼拝は、きっと泣くであろうと予想はしていました。しかし、当日の私は自分が想像していた以上に寂しく・切なくなり、涙が止まりませんでした。泣きすぎたせいで、色んな人に「顔が崩れてる!」と言われたり、顔が腫れていたせいで「Aじゃない!」と言われるほどでした。花道で先輩を見送った後は心にぽっかり穴が開いたみたいでした。思っていた以上に、私にとって41回生の存在は大きいものでした。2年間支えてくださり、引っ張っていって下さった41回生。敬和生活・みぎわ生活において当たり前だった41回生の存在。当たり前だったことがなくなってしまうのは、とても悲しく・寂しいという事を改めて強く感じました。
 今私たちも当たり前のようにみぎわ館で過ごしていますが、これもいずれなくなってしまいます。みんなとご飯を食べたり、みんなとテレビを見たり、夜中まで語ったり、ムーンライトを作ったり、今では当たり前の事が出来なくなってしまうのです。卒業したら、このみぎわ館に足を踏み入れる事さえできなくなり、いつも周りにいた仲間もそれぞれの道へ進み離れてしまいます。そう考えたら、私たちは今夢のような時間を過ごしているのではないでしょうか?確かに楽しい事ばかりではありませんが、こんな経験2度とないし、誰もが出来るものではないと思います。「当たり前」に慣れてしまわず、大切さ・幸せを感じながら残りの敬和ライフを濃いものにしていきたいです。
 そして、別れがあれば出会いがあります。4月には44回生が入寮してきます。準備はできていますか?特に43回生、後輩を迎え入れ、指導するという事は簡単な事ではありません。44回生は何も知りません。そして不安と期待でいっぱいだと思います。そこで先輩がしっかりしなければもっと不安になってしまいます。今のうちにしっかり準備をしておいてください!みなさんが教えたことが今後の「みぎわ館」につながっていきます。辛くなることもあるでしょう。そんな時は、仲間同士、また42回生に頼ってください。きっとよいアドバイスをくれるでしょう。新しいメンバーでのみぎわ館、みんなで協力してより良いものにしていきましょうね!  

(3月8日)