労作日記

労作日記

2021/08/31

労作日記(2021.8.10) 【2年穂高クラス】

 夏休み明け一発目の労作・・・クラスの半分が労作着を忘れるという・・・悲しい事実からのスタートでした。まだまだ夏休みボケが抜けないようです。忘れ物に対して一喝して、クラス畑へみんなで行きました。クラス畑を見た生徒達は、穂高クラスの畑がきれいな状態なことに感動しました。

 

 8月10日(火)夏休み中に登校日を設けて、クラス畑の草取りを行いました。夏休み、クラス畑は雑草で大変なことになります。夏休みに飽きたころに、クラスの畑を思っている生徒で集えたらいいなと穂高クラス独自のプログラムを作りました。結果5名の生徒達が参加してくれました。終業日の日、畑の労作日を作るというと、ほとんどの生徒が絶対来ないといけない登校日だと勘違いしました。私は大笑いをして、「来れる人でいいよ」と言いました。労作の活動は、協働力がないと行えません。作物のために、クラス畑のためのへの思いも大切です。夏休み前は土日の学校のお休みの時は、寮生が水やりだけでなく草取りも担ってくれました。おかげで、クラスの畑はいつもきれいでサツマイモ達は生き生き育ってくれているように見えました。

 

 労作をしながら、生徒達は登校日について話をしていました。最初から行く気がなかった人、今の情報ツールを駆使して行くか行かないかを決めた人、昼夜逆転していて起きた時間が労作の時間を過ぎていた人、行きたかったけど部活をしていた人、夏休みのため県外の実家へ帰って参加できなかった人がいたようです。そんな中で、県内に残る穂高クラスの生徒の中に5名の生徒は、夏休みの中でもクラス畑を思い働くことを選択してくれました。自ら動くことを選択しました。担任としてとても喜びの深い成長でした。

 

 生徒達は、「30人いて、5人しかいなかったのか」と言っていましたが・・・。担任としては1人でもいたら嬉しいことを伝えました。たった1人の力が30人の力をつなげることがあります。5人の生徒が参加してくれたことは穂高クラスにとっては大きな力となること間違いなしです。その働きに感謝して夏休み明け一発目の労作を終えました。

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