のぞみ寮通信

みぎわ館

2011/04/11

みぎわ館 第78号(4月11日)

*3月11日(金)に発生いたしました、東日本大震災にて被害を受けられた地域の皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り致します。

 
 

<快晴の入寮日!>
  
今年もこの日を迎えることができました。快晴に恵まれた入寮日!みぎわ館の玄関には、心を込めて作ったウェルカムボードを手に一年生を待つ二年生が集まっていました。友愛館での入学準備会を終えてやって来る一年生一人一人に目を凝らし、「うちの部屋の子はどこ?」「キャー!来たー!」「こっちだよー!」と叫ぶ声。待望の初対面を終えたところでカメラを向けると、たった一年前は迎えられる側だった二年生がすっかり先輩の顔になっていました。
入学準備会、入寮礼拝、荷物の片付けの次は、寮生になって初めての食事です。一年生が加わって賑やかな友愛館のあちこちで、ご飯やみそ汁、お茶の準備の仕方を丁寧に教える二年生。緊張しながら慣れない手つきで準備をする一年生。どちらも一生懸命!「初々しい!」なんて言いながら嬉しそうに見つめる三年生。先輩たちとの初めての夕食、一年生はさぞかし緊張することだろうと思っていましたが、笑顔があふれていて安心しました。
新しいスタートを切ることができたみぎわ館。何気ない日常を送れることを感謝し、一日一日を大切に過ごしましょう。         

(冨井)
 


 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<帰寮しました!>

 
 3月11日に起こった東日本大震災から1ヶ月が経ちました。みぎわ寮生・のぞみ寮生の中にも被災地に家族が住む仲間がいます。4月4日の帰寮日に全員が揃うことができるのか、帰寮できない仲間がいるのではないか、そんな心配が頭をよぎりました。しかし、全員が揃いました。みぎわ寮生は門限の6時までに全員が揃い、一緒に夕食からスタートすることが出来ました。深い悲しみ・寂しさ・悔しさなど様々な辛い想いが溢れる中で、のぞみ寮の新年度を寮生全員でスタートできたことは、一つの希望を見たように感じます。
またそれぞれの進級が許され先輩となるその顔には、つい数日前の昨年度とは全く違う凛々しさをも見て取ることが出来ました。神様から与えられた大切な日々を、今年度も精一杯生きてほしいと思います。
みぎわ寮生の大きく、豊かな心の成長を期待し、日々祈りながら共に学び・共に成長していきたいと思います。今年度も1年、どうぞよろしくお願いいたします!

(森口)
 

 
 
 

<礼拝のお話> 
*Y.C.(3年生)
 私が敬和に入学してから2年の年月が経とうとしていて、3年目に入ろうとしています。もう、敬和での3回目の春がやってきて「最後」とつくイベントや季節がやってきてしまいます。
 敬和に入った最初の1年目は「最初」とつくイベントや季節でした。2年生になると「2回目」と変わり、3年目には「最後」となってしまいます。「最後の~」と言ったり、言われたり、聞いたりするとなんだかとても寂しい気持ちになります。私達42回生がなんとなく過ごしてきたこの2年間、当たり前だったはずの光景、ありふれた日常があと1年で終了です。敬和に入るまで1年は長いと思っていました。でもここにいると1年が半年やもっと短いように感じてしまいます。私はみんなと過ごしている、何気ない時間が大好きです。だから残り1年が寂しい反面、「最後」の1年だからこそもっと濃密に付き合っていきたいと強く思っていますし、きっとみんなもそんな風に感じてくれているでしょう。そう思うと、この「最後」の1年が楽しみでもあります。今と言う限られた時間を自分なりに満喫して、有意義な時間にしていきたいと思います。最後の1年、私なりにそしてみんなと一緒にエンジョイしていきます!                 

(2月18日)

 
 

*O29(本人の強い希望でペンネーム表示しています。)
 先日41回生が卒業しましたが、みなさんは言い残したことなどなく、後悔なく41回生を送り出すことが出来ましたか?41回生との思い出や感謝を語ったら礼拝のお話だけでは足りません。私は寮修了礼拝では行事委員として、卒業礼拝では実行委員として3年生を送ることが出来ました。裏方だったためみんなと一緒に、花道や歌で送ることはできませんでしたが、41回生に喜んでもらえたこと、すごく嬉しかったです。最後に見た41回生の姿は本当にキラキラしていて、とっても素敵でした。ずっと言いたかったこと、謝らなければならない事、2年間のありがとうを素直に言えた日でした。41回生が卒業して友愛館も学校も寮もなんだかとてもガランとした気がします。41回生の存在感ってすごいなぁと感じます。
 私は中学校の頃はとっても激しく意地悪な先輩ばかりしか見てこなかったので、寮に入ってすごくびっくりしました。こんなに私に親切にしてくれる先輩方に初めて会いました。オリキャンの時も早く寮に帰って先輩に会いたい!と思ったくらいです。初めてで何も分からない私に、色んな事をわざわざ紙に書いて分かりやすく表にしてくださいました。私が間違っていたりすると、「ごめんね、私がちゃんと教えてなかったからだね。」と何度も優しく教えてくださいました。
伝えきれないくらいのありがとうがいっぱいの、本当に大好きな先輩に私は最低な事をしてしまったことがありました。何度も何度も謝ろうとしましたが、なかなか言い出せず、卒業礼拝の日になってしまいました。41回生が敬和を出発するバスに乗る直前、私はありったけの思いを込めて素直に気持ちを話しました。謝りました。「知ってたよ。そんな前の事、気にしなくていいよ。」と言ってくださいました。私が素直に謝るのを先輩はずっと待っててくださったのです。それを知った時、今まで自分がしてきたことや素直にすぐ謝れなかったことを本当に後悔しました。
私は、こんなにやさしくて素敵な先輩と出会えて幸せ者だと思います。私もこの先輩のようになりたいです。              

(3月)