のぞみ寮通信

大望館

2021/06/01

大望館通信 第296号 「テスト期間・自習時間の過ごし方」

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 5月10日(月)からテスト期間のため部活動原則禁止になり、5月17日(月)から20日(木)まで定期テストが実施されました。ここ数日でテスト返却があり、一喜一憂している姿が見受けられます。平均点が高くて喜んでいる1年生の姿も例年より多いように感じます。それは大望館の新たな取り組みの成果だと感じています。テスト期間中の過ごし方は人それぞれでした。20時に寝て3時から勉強する姿もあれば「この状況から逃げたくてたまらない」と苦しんでいる姿もありました。しかし、周りを見渡せば必死なので「嫌でも取り組もう」と覚悟を決めて勉強していきます。やらなければならないことに逃げずに向き合う、その雰囲気が大望館にはあります。なぜそう変わったのか?それは新たな取り組みが始まったからです。

 「自習時間は大望館ホールで全員揃って勉強していこう!」今年度初めに3年生から提案してくれたことです。自習時間を全員揃って過ごすことによって、刺激を与えたり受けたりして互いに勉強するようになること。わからないところは学年を超えて教え合いやすくなること。静かな空間を作り出し、ひとりで考える時間を持てること。ホールに出入りする時の挨拶が徹底出来ることなどをメリットとして上げて取り組んでいます。きっと学校生活や部活動の練習で疲れて寝たい時もあることでしょう。しかし、3年生の熱い想いは大望館全体へ広がっています。「先輩の後ろ姿を見て後輩は育っていく。だから自分たちが必死になって勉強して大望館を変える!」と、その姿勢で後輩をリードしてくれています。

 テスト期間の真剣な取り組みが日常の自習時間にも繋がってくれることを楽しみにしています。全員揃って勉強する、それがこれからの大望館の伝統になることを心待ちにしています。