毎日の礼拝

毎日のお話

2021/05/14

狩野 哲也(数学)

ローマの信徒への手紙 5章3~4節  私が担任をしたN君には、吃音があった。中学で、それをからかわれて一時不登校になった。敬和に来てからも、当初は気にしている様子はあった。3年になり、保育士を目指して面接練習に臨んだ時、彼は初めから吃音の事を面接官に話すと言った。そして、その事を保育士になって子供達に尋ねられても、きちんと伝える事に決めていた。私は、彼が自分自身を受け入れ、多様性をも受け入れる事の出来る人に成長してくれた事を喜ばしく思った。皆さんの敬和生活においても、ドラマチックな展開が起こる事を願っている。