毎日の礼拝

毎日のお話

2021/05/01

冨井 愛(音楽)

コリントの信徒への手紙 Ⅰ 3章6節  2歳の息子のモンゴル人としてのアイデンティティの確立を考え、針生悦子著『赤ちゃんはことばをどう学ぶのか』を手に取った。本書によれば、赤ちゃんは人との関わりの中で言葉を習得するという。私がお風呂で毎日モンゴル語の数字を唱えると、息子もできるようになった。彼には、会話で家族と関わりたいという意欲があった。私は敬和で働くようになってから、人との出会いの中で学ぶ意欲が引き出された。皆さんも目に見えない力によって生かされている事を覚えつつ、敬和で多くの学びを与えられている事に気付いて恐れず挑戦し、失敗や他者との出会いから学ぶ意欲を獲得してほしい。