自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2021/05/01
3年生のK.Mさん。昨年度末、祈祷会をやりたいです!と、声をあげてくれました。今年度も週に一度、聖書の言葉に触れてみんなで祈る時間を持ちたいと、今年もやるぞ~!とやる気に満ち溢れています。とても嬉しいです。
めぐみ館で行われている祈祷会は、その日に読む聖書の箇所も、聖書箇所から与えられるメッセージも、祈祷会を企画してくれるMさんが選んでくれます。進行もMさんが行います。2回目、3回目の祈祷会では1年生も参加してくれました。
今年度最初に選んだ聖書箇所について、「今年度を始めるにあたってぴったりだと思ったんだ~」、とMさん。そして、「みんなはどう思う?」と、今回の祈祷会では、自然と聖書箇所とメッセージを読んでの感想を伝え合うという場面も生まれました。
聖書のみ言葉にまずは触れたい、みんなで祈りたい、と生徒達が自ら考えて実行すること、素敵だなと思わされます。めぐみっ子が「やりたい!」と声を出してくれて、自分達で形にしてめぐみ館に足跡を残していく。今年度も、めぐみっ子の「やりたい!」の気持ちを大事にしていけたらいいなと思います。
~今回の祈祷会のメッセージ~
マタイによる福音書7章7節
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。だれでも求めるものは受け、探すものは見つけ、門をたたくものには開かれる。」
「求めなさい」
そうすればつまずくでしょう。
でも、這いつくばった道の上で与えられるものがあります。
(続く……)
塩谷直也著
『なんか気分が晴れる言葉をください
~聖書が教えてくれる50の生きる知恵~』 より