毎日の礼拝
毎日のお話
2021/04/21
井上 哲郎（カウンセラー）
マタイによる福音書 １８章１９～２０節
中学生の時、私には控えめで芯のしっかりしたＡ君という親友がいた。Ａ君は、おっちょこちょいの私とは正反対の性格だったが、なくてはならない存在だった。私が、納得がいかず批判してばかりの時、話を聞いてくれた。高校時代は、エネルギーに満ちあふれていると共に、悩みや不安など精神的な葛藤や壁を体験する時期でもある。周りをよく見回して、あなたにとってのＡ君は誰か、あるいは、あなたは誰のＡ君になっているか考えてみてほしい。互いに誰かに支えられ、誰かを支える事ができる、そんな学園であるといいと思う。
