自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2020/12/22
クリスマスピラフ(グリルチキンのせ)・イタリアンサラダ・コンソメスープ・牛乳・ショートケーキ
昨日21日は冬至。一日のうちで、一番夜の時間が長い日です。
12月25日はイエスキリストの「誕生日」、ではなく、「生誕を祝う日」、クリスマスです。
なぜクリスマスは寒く暗いこの時期なのか、と先日の礼拝でお話がありました。
古代ヨーロッパから続く冬至祭がクリスマスと関係しているから、この時期なのだそうです。冬至とは、その日を境に太陽が再び力を取り戻し、日の長さが伸びはじめ季節が春へ向かうタイミングです。そのため、再生と生命力の象徴であるこの日がクリスマスなのだと。
ところで、1-2年生の労作で作ったサツマイモは全学年18クラスで焼き芋にしていただき、また、敬和ランチで豚汁などに活躍して美味しくいただきました。お問い合わせが多いのですが、毎年大好評をいただいているこのサツマイモの品種は「紅はるか」です。収穫してから熟成したおイモを、低温で焼くと、蜜でトロリとします。学校で食べきれなかったサツマイモは、生徒が労作の時間で土汚れを落とし、ひげ根を切り、傷んだものは除き、袋詰めをして、献金のお返しとして先日サツマイモを配りました。皆様の献金は合計15,913円となりました。ご協力ありがとうございました。
敬和では、昨日で授業も終わり、今日は賛美歌発表会です。
例年とは練習方法も本番も違うけれど、それでも各クラスでは声を合わせ、息を合わせて連日練習を重ねて今日を迎えました。
毎年、この時期には、賛美歌練習の昼練習を終え、歌いながらランチに向かう歌声が校舎中に響くのですが、今年はそれもなく、大変寂しい12月です。
明日で終業を迎えます。今年は行事をはじめさまざまな学校生活に変更があり、例年より、苦しく、せつなく、どこか不安で、寂しい思いをしながら、の毎日でした。
この賛美歌発表会も、当日までいろいろな会議があり、さまざまな人のご苦労があり、この形でようやくの実施となりました。
3年生の無伴奏の「久しく待ちにし」を聴いたら、沁みました。
「ああ、やっぱり、敬和のクリスマスには賛美歌が必要だなぁ」と。
いろいろあったけど、明日は終業日。
クリスマスは皆、各ご家庭で過ごすこととなります。
耳障りなTVニュースを消し、静かで暖かい部屋でゆっくり過ごしましょう。
生徒の皆様、保護者の皆様、教員・職員の皆様、この一年、お疲れ様でした。
クリスマスおめでとう。愛と平穏とやさしさに満ちたクリスマスを。
Joyeux Noël ! Que ce Noël soit rempli de paix , de douceur et d’amour.
(M.I)