毎日の礼拝

毎日のお話

2020/10/16

小田中 肇(数学)

ヨハネによる福音書 5章5~7節  福音書には、イエスが病気を治す場面が115もある。当時、皮膚病、精神病、目の見えない人は、神に呪われた人として見捨てられていた。今日の聖書は、病人の住み着いたベトザタという池にイエス一行が訪れ、病人を癒す場面だ。その池の水と風には、不思議な力が宿ると信じられていた。しかし、イエスこそ、水であり、風であったのだ。私達はコロナ禍にあるが、2千年以上も前に、難病に苦しむ人々の側に立ち、彼らを差別し排除する社会のあり方と闘い続けたイエスの歩みを覚えたい。