自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2011/01/12
1月11日(火)1限、3年生選択科目、社会科「倫理a」の授業を覗いてみました。
テーマは「日本は死刑制度を廃止すべきである」。賛成と反対に分かれたグループが、過去の判例や出来事を取り上げ解説しながら、自身の主張を闘わせました。
討論をする生徒はもちろん、弁論を聞く側の生徒も真剣そのもの。授業の最後には「どちらの意見に賛同するか」の答えとその理由を全員が求められます。
白熱した論戦の後は、発言を担当した生徒から反省点などのコメントが出されました。自分で考え、自分の言葉でしっかり伝えることの難しさを痛感したようです。
「教科書」や「先生に教わること」からだけでは体得し得ない、技術と経験を養えるとても有意義な授業の形態だと感じました。担当の先生からもアドバイスが送られます。これを繰り返し経験すれば相当なディベート力が身につくことでしょう。
※ディベート:『討論者と判定者に別れ、判定者が議論の優劣を判定する』