自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2019/07/03
《みんなで遊ぼう!》
ここ最近、みぎわ館前でみんなが元気に遊びまわっている姿が夕食後に見られます。友愛館で食当していても「キャーキャー!」「ワーワー!」「ギャハハ!!」と大騒ぎしているのが聞こえてくるぐらい大盛り上がりしています。3年生たちがとっても楽しそうにみんなで遊んでいるから、1年生や2年生たちもならって遊んでいます。見ているだけでもいいなぁ!と思います。
のぞみ寮からコンビニは歩いて30分ですし、スーパーはもっと歩かねばなりません。携帯もゲーム機も禁止です。パソコンも各館5台をみんなで交代して使います。不自由な事がいっぱい。でもだからこそ、今まで知らなかった楽しいことをみんなとたくさん発見し、創造することができるのです。海に散歩に行って「バカヤロー」と叫んで大笑いしてくるのも、鬼ごっこでキャンパス内を走り回るのも、スーパーまで歌いながら、語り合いながら歩いていくのも、シャボン玉大量に飛ばして青春ごっこするのも、桜の木の下で胡坐をかいて真面目な話をするのも、みんなと一緒にやるからとっても楽しいのです。便利な環境で、身近に便利なものがいっぱいあるそんな生活の中では、きっと知りえなかった楽しいこととのぞみ寮では出会うことが出来るのです。私も、ここに来るまで知らなかった楽しい事をみぎわっ子たちからたくさん教えてもらっています。感謝だなぁと思います。今まで知らなかったことと、山ほど出会える期限のあるここでの3年間を存分に味わってほしいなぁと思います!
《女子寮合同礼拝 @みぎわ館》
6月25日(火)の夜、女子寮合同礼拝がみぎわ館ホールで行われました!おおよそ80名のめぐみっ子・みぎわっ子が集合しての礼拝。キチキチに並んで、床に座って行いました。礼拝のお話はめぐみっ子2年生のMさんと、みぎわっ子1年生のKさんが担ってくれました。大勢の前での礼拝のお話はいつも以上に緊張したはずですが、2人とも堂々と、いいお話をしてくれました。ありがとう~~~!
礼拝前、「私、今日初めての礼拝のお話なのに、なんで合同礼拝なの~~~!?すごく緊張する!」と固い笑顔で訴えに来たKさん。でも「あきらめて、がんばろ!」と言って去っていきました。すご~い!ありがとう!そして二人とも、ステキなお話でした!司会や奏楽奉仕してくれたみんなもありがとう!そして、みぎわ館礼拝委員長が不在の中、バッチリ仕切ってくれためぐみ館礼拝委員のお二人もありがとうございました!たまに行われる女子寮の合同礼拝。互いのお話を聞き合えるのも、讃美歌の歌声がいつもより大きいのも、お話を真剣に聞き入っている顔がたくさんなのも、ステキです。また、こんな機会がありますように!!
《礼拝のお話》
「私を変えてくれたのはみんな」
1年 Y.K (東京都出身)
寮生活を始めて、心に残った言葉があります。それは、入寮して間もなく教えてもらった言葉です。一部を紹介します。「人生に迷い、助けてほしい時、あなたの手のちょっと先に助けてくれる手が差し伸べられている事を忘れないでください。歳をとると、人は自分に二つの手があることに気付きます。一つの手は自分自身を助けるため、もう一つの手は他者を助けるために。」というものです。
中学生の時、私は自分のことで頭がいっぱいで、人の事を考える余裕などなく、いつも自分の事ばかりを優先にしていました。けれど、寮に入ると自分ばかりを優先している生活では成り立ちません。そして何より寮は気遣いとかがあってこそ成り立つものなのだと気づきました。その一つ一つの気遣いが楽しく寮生活を過ごしていくための重要なカギなのだと寮に入って感じました。そう思うと私はまだまだ気遣いが出来ていません。どうせ誰かがやってくれるだろう、そんな甘い考えを持って過ごしていた自分が恥ずかしくなりました。ですが、今は自分から積極的に取り組んでいこうと思える私になっています。こんな風に私を変えてくれたのは、みぎわ館の仲間たちのおかげです。みんなをみて、見習わなきゃ!と感じたからです。
これからもたくさんの気づきや失敗、辛いことなどが待っているのだろうとは思いますが、その中でも他者をリスペクトする気持ちだけは忘れずに、そして周りへの気遣いを大切にして、これから続き、また始まる寮生活を大切に歩んでいきたいと思います。