自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2018/06/12
実感できる生活
フェスティバル当日まであと数日。第一定期テストを終えホット一息つく間もなく、フェスティバルの準備、英検、授業内テスト、部活等それぞれの課題に取り組みながら忙しい毎日を過ごすめぐみっ子たちです。課題の同時進行で慌ただしく過ごしているめぐみっ子も多くいます。特に3年生は忙しく毎日を過ごしています。フェスティバルに向けてそれぞれの部門のチーフや役割を担っている3年生も多く、やるべきことが尽きませんが、それぞれ責任を持って取り組む姿はイキイキしています。思い通りに進まないもどかしさを感じながらもあきらめず、自分の持つ力を最大限に発揮できるように向き合い取り組んでいる姿を1,2年生も心に刻んでほしいと願っています。
それぞれに抱えている課題に誠実に向き合うことの積み重ねを通して、大きな成長の時となるようにと祈りながら、フェスティバル当日は、準備期間苦楽を共に乗り越えた仲間と実感できますようにと思いを募らせています。
6月下旬には部屋替えがあります。今から、「このままの部屋でずっといた～い」と話してくるめぐみっ子も多くいます。“ムーンライト”（アイスのお菓子）作りでにぎやかに過ごしている部屋も増えてきました。先輩と一緒に活動することは何よりうれしいこと。2,3年生は、今までしてもらったうれしいことを、1年生にも同じように伝えている。そんなうれしい時間もたくさん育んでほしいと思います。生活を通して実感できる心が磨かれていくことを心から願っています。
（小菅）
第一定期テストが終わりました。1年生は、先輩の勉強する姿勢を見ながら、集中力も日に日に上がってくるようでした。部屋でのテスト勉強中の合間の時間は、ホットするひと時で、なごやかな雰囲気に包みこまれています。
礼拝のお話
「逃げない自分に…」 1年 K.A
皆さんは何か嫌なことから逃げたくなることはありませんか？私は人前に出たり、ストレスがたまったりすると生活から逃げ出したくなります。中学の時にはひどく学校を休むこともありました。高校生になり入寮する前はとても緊張して体調がすぐれない時もありました。寮祭のチャペル練習の時は、チャペルに入った瞬間に緊張が大きくなってセリフを忘れそうになりました。まだ、入学したばかりでストレスが溜まり、元気な気持ちになれませんでした。そんな中迎えた寮祭当日は、緊張しすぎて体調が悪くなりました。「寮祭から逃げられるのかな？」と思ったりもしました。でも、皆とがんばってきたし、がんばってやり遂げたいという気持ちが強くありました。寮祭が始まって自分の番が来たときは緊張で胸が爆発しそうでした。自分の台詞もいい終わり、めぐみ館の発表を終えた時はすごく達成感があり、皆とやり遂げられてよかったなと思いました。
この経験を通して嫌なことから逃げないでがんばれば、達成感やうれしいといった気持ちになれます。嫌な気持ちから逃げるのは簡単だけど、嫌なことをやり遂げるのは大変です。でもがんばれば、そのがんばりに対して良いこともついてきます。なので嫌なことがあっても逃げないでがんばれるといいと思います。これからの生活でつらいことがあっても、逃げないで強い自分になりたいと思います。
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「諦めない気持ちを持ち続けたい」 1年 N.R
私は小学4年生から中学3年まで新体操をやっていました。小2の時に友達がやっていて興味を持ち、何度も親に頼んでやっと始めた時は、その友達は上のクラスでした。基礎クラスから遅れてのスタートは正直楽しくなかったです。センターで踊る友達を見て、そこに立ちたいと努力を始めました。5年生で長野に引っ越してきて、別のチームに入って新体操を続けました。初めてオーディションに合格した時に努力は結果として出ることを知りました。6年生になってセンターをもらえた時は、驚きしかなかったことを覚えています。しかし中学では、競技クラスのオーディションで不合格という結果をもらいました。先輩に憧れて練習に励んだつもりだったけどその差は計り知れなかったです。中学2年の頃から練習から逃げ始めました。練習の中で先生に怒鳴られ、週4，5回の練習が1㎜も楽しく感じられなくなっていました。育成クラスの中で団体ではセンターに選出してもらっていたのに、そのことへの感謝も忘れて、練習から逃げ出しました。この頃から昔持っていいた向上心を忘れていました。中学3年の時あと残り少しの大会の前に新体操を辞めました。辞めて1年経った今、私はあの時逃げたことを後悔しています。努力を続けていたら、もう少し達成感のある結果があったかもしれないし、結果が得られないとしても最後の最後まで諦めなければ続けたことへの達成感があったと思います。このことから、もう後悔しないために、諦めずに最後までやろうと決めました。
～登校風景から～ 久しぶりの青空の朝。登校するめぐみっ子の足取りも軽やかです。
