自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/12/05
ソフト中華麺・塩ラーメンスープ・春巻・ナムル・牛乳・バナナ
ランチホールには卒業生の保護者の方が作ってくださったアドベントクランツが飾られている。毎朝の礼拝で、火をともされるろうそくが2本になった。正面のロータリーにはイルミネーションの準備が整った。考査中は遠慮している各教室の飾りつけも、考査終了と同時に始まるだろう。
「クリスマス」が年末バーゲンと同義であった私にとって、敬和に来たときクリスマス諸行事の盛り上がりに驚くと同時に、キリスト教の視点で「クリスマス」を理解していなかったことは、恥ずかしい思い出だ。しかし、おかげさまで今では、街中に流れる「クリスマスソング」を耳にすると賛美歌の歌詞が浮かぶようになった。
ところで、日本の「クリスマス」がただのイベントになっていることに、教会やキリスト教学校がなすべきことはまだまだあるように思う。イエスの誕生が待ち望まれる背景として当時のパレスチナの歴史的背景や、宗教観にも触れるとなると、現在中東で起こっている諸問題の理解につながるはずだ。
考査終了と共に賛美歌の練習も再開する。せっかくだから歌詞にこめられた喜びや悲しみ、情景を思い浮かべて練習してみてはいかがか。「シュハキマセリ、シュハキマセリ、シュハ、シュハッハハ、キマセリ」蒸気機関車が迫って来ると思った幼少の頃を恥ずかしく思い出すのである。
今年の賛美歌発表会(12/19火)、課題曲は「もろびとこぞりて」です。
(S・K)