自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/05/16
麻婆あんかけチャーハン・ワンタンスープ・牛乳・フルーツヨーグルト
本日より2・3年生が①定期テスト。1年生は明日からテストだ。
先日、ある二つの新聞の記事に目が留まった。一つ目は全国紙のコラム。内村鑑三のことば「私どもは、学校を知的修練の売り場とは決して考えなかった」。もう一つは敬和新聞の小西学校長のことば「こんな勉強何の役に立ちますか?」である。共通するのは教育に対する、真っ当な、しかし現代では否定的にとらえられる「真の人間になるための教育」という観点だ。これをやればこんな見返りがある、これだけ儲かる、だから勉強しなさい、という経済万能主義を敢然と拒否する姿勢である。次世代の人間が、正しく、確実に生き延びることが出来るよう、必死で生徒とぶつかる教育のありようである。
個人時間割の敬和ではテストのたびに迷子が出る。自らが実施教室に行かねばテストは受験できないからである。自分で考え、決断し、行動に移す。この過程を省き、点数を取ることだけを教えるのなら、学校はすでに存在意義を失っている。自分で自分の首を絞めぬよう、気合を入れて麻婆あんかけを頂いたのであった。
(S・K)