毎日の礼拝

毎日のお話

2017/04/17

小西 二巳夫(校長)

マタイによる福音書 28章5~8節 落語の「鷺とり」は、鳥を売ろうとするがうまくいかない男の話だ。最後に、いいかげんな事ばかりして迷惑をかける男は助かるが、男を助けようとした4人の僧侶は死んでしまう。十字架のイエスも、このいいかげんな自分のために死んで下さった。十字架を私の代わりに担いで下さると思うと、自分の命や生き方が大切だと気づく。それは人の命が大切にされる出発点で、復活のキリストが与えてくれる気づきだ。