毎日の礼拝

毎日のお話

2017/04/10

小西 二巳夫(校長)

ヨハネによる福音書 10章11~15節 今日の聖書にも出てくる羊は、当時は貴重な財産であり、物事の基準にもなるものだった。イソップの『羊飼いと狼』の少年は、繰り返し嘘をつく。最後に、本当の事が含まれていて、羊は犠牲になる。考えてみると、一回で分かる事は少ない。むしろ、繰り返される事で分かる事がある。敬和で毎日繰り返される全校礼拝を、どのように過ごすかによって、その人のその後は決定的に違ったものになる。繰り返しの中にあるもの、しかも心地よくない事の中に大切なものがある。