自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2017/02/17
中華丼・春雨サラダ・わかめスープ・牛乳・マンゴープリン
マリアとヨセフが、ベツレヘムに行ったとき、宿屋は満員で、厩に宿泊を余儀なくされた。
その貧しい厩で、イエスキリストは誕生した、と聖書にある。
宿屋の主人が、身重のマリアを気遣って、自分の部屋に泊めてやることだってできただろう。何で厩なんだ?
そんな疑問を長年抱えながら、先日ある本を読んでいたら、「運命の力が働く」という一説に目が留まった。
人生において、「運命の力が働く」時がある。
親切な宿屋の主人の暖かい部屋で、手厚い看護を受けながら生まれていたら、はたまた、豪華な宮殿で生まれていたら、イエスの人生は別のものになっていただろう。
イエスは貧しい厩で生まれなければならなかったんだ。
石につまずいて転んだとき、普通、俺たちは「転んだ原因は石にある」と考える。
しかし、「運命の力」という考え方からすると、俺たちは転ばなければならなかった。だからそこに石が用意されていた、と考えることだってできる。
人生には、つまずかなければならない時もあるんだろう。
だいたい、「運命の力」が働く時って、自分の思い通りにならない時だ。
人間は自分にとって最善のことを願うとは限らないからな。
今日のランチは中華丼。
中華丼と言えば、うずらの卵でしょ。
期待に胸をはずませた結果は三個だった。
運命の力が大きく働いたんだな。
(T.H)