毎日の礼拝

毎日のお話

2017/02/13

小西 二巳夫(校長)

テモテへの手紙 Ⅰ 1章1~2節 重松清の『希望ヶ丘の人びと』という小説がある。希望と名のつく大規模開発の地で、父子で暮らす家族の物語だ。人の生き方には、IF(もしも)の問いかけがある。幸せな未来を思い描く未来形と、過去の思い出を愚痴や後悔でとどまらせる過去形だ。今日の聖書では、パウロがひどい過去を後悔で終わらせるのではなく、IFを未来形に変えてイエスを希望にする事で生きる希望に変えた。希望によって今を生きる力が生まれ、夢を持つ事ができる。