毎日の礼拝

毎日のお話

2017/01/10

宮本 武呂(社会)

マタイによる福音書 7章7~8節 「深海魚は、海を知らない」という一つのパラドクスがある。世界の外側からの視点がなければ、今いる世界について理解する事はできないからだ。敬和の3年間は、敬和を出て完成する。それが学年テーマの「世界と出会う」の意味であると考える。敬和で得たものを胸に外へ出て、それぞれの場所で花を咲かせて周囲を照らし出し、「地の塩、世の光」となってほしい。この先卒業し、外へ出て行っても世界は一つに繋がっている。深海から浮上するまで、あと少し。残された日々を大切にしていこう。