毎日の礼拝

毎日のお話

2016/11/17

東 晴也(寮長)

ローマの信徒への手紙 12章18~21節 宮澤賢治の「雨ニモマケズ」のモデルは、同郷の斉藤宗次郎だという説がある。斉藤は内村鑑三に影響を受けクリスチャンとなり、花巻でイエスの証しをするため精力を傾けた。当初は信仰から迫害を受けたが、内村の看病のために花巻を離れる日、町の有力者など、かつて彼を迫害していた人達が花巻駅を埋め尽くした。その中に宮澤賢治もいたという。斉藤宗次郎は、迫害の中で敵を愛し続けた真のクリスチャンだった。私達も、私達を強くして下さる神の力によって信仰をもって歩みたい。