毎日の礼拝

毎日のお話

2016/11/10

小田中 肇(教頭)

マタイによる福音書 7章13~14節 シンデレラは、グリム童話「灰かぶり」が原作だ。義母達からいじめられ、かまどの脇の灰の中で寝ていた灰かぶりは、広い世界に出てみたいと舞踏会に行きたいと願う。彼女が困難を乗り越えて、本来の自分を取り戻そうと行動した時、小鳥が助けに来る。昨日は進路デーだった。本当の自分を生きるのには、困難が伴う。しかし、自分一人に備えられた狭く細い困難な道を選び、その門から入る時、鳥達が現れて灰かぶりを助けたように、神様の支えと導きの手が差し伸べられる。その道を歩む時、人間は限りなく豊かで美しい人生を送れる。