毎日の礼拝

毎日のお話

2016/09/12

小西 二巳夫(校長)

コリントの信徒への手紙 Ⅱ 11章29~30節 サッカーイングランドのレスター・シティは、創立132年で初優勝して「レスターの奇跡」と言われている。小説『おいぼれミック』の舞台もレスターで、5年前に移民が半数以上となった都市だ。この小説では、年老いても人が成長できると教えてくれる。引っ越して来たシク教徒の移民の一家が、ミックを否定せずに共感する事で奇跡を生み出したのだ。「レスターの奇跡」も、弱さを共感し受け入れ合う事で、イエスの力が働き生まれた。弱さの中にこそ強さがあり、人を生かす力がある。