自分探しの敬和学園で 人を、自分を、好きになる。
2016/09/06
菜めし・イカカツ・ポテトサラダ・けんちん汁・牛乳・ピーチゼリー
9月である。長月、いわゆる秋の夜長である。「けんちん汁」である。
「豚汁」との違いが良く分からない、というむきもあろうかと思う。「豚肉が入ってないのがけんちん汁でしょ?」というのも、あながちはずれではない。もともと精進料理が由来といわれ、それゆえの肉なし(仏道修行においては生臭物=肉・魚は禁忌)だからである。ただし今日の敬和のけんちん汁は鶏肉が入っていた。
ごぼう、大根、人参、油揚げ、こんにゃく、などの具材を細かく切り、ごま油で炒めた後、出汁を加え煮込む。灰汁を取りながら、ねぎなどを加えて出来上がりだ。手間をかけた分、温かさが染みわたる一品、昨日の雨で少しだけ涼しくなった太夫浜に、秋の気配が感じられたランチである。
(S.K)