毎日の礼拝
毎日のお話
2016/09/05
小西 二巳夫(校長)
イザヤ書 53章4~5節
私の母は、「おしゃれは足元から」と言っていた。それは、足元をしっかり見つめるという意味があった。宮下奈都の『スコーレNo.4』は、輸入貿易会社に就職し、高級靴店に出向した主人公麻子の物語だ。当初、満足感もない麻子が、自分にできる事をやってみようと足元をしっかり見るようになってから、別の見え方になり、生活も一変する。足元をしっかり見ると、神様の力が働き、その人にとっての大切な出会いがある。それは、日常生活の中に起こる奇跡だ。今ある場所から、始めたい。