毎日の礼拝

毎日のお話

2016/07/08

高岡 伸子(国語)

ヨハネによる福音書 5章5~9節 水泳の寺川綾選手はオリンピックが最後の舞台だと考えていた。しかし、脳科学者から、「これで最後だと思って泳ぐと、脳がこれまで頑張ってきたご褒美だと指令を出し、怠けてしまい、自分の実力が出せなくなる」と教えられた。甲子園での日本文理の決勝戦で、リードしていた対戦相手が最終回で大量失点をしたのも、脳の深い所で同様の指令が出ていたという事例だ。最後の最後まで力を出し切って結果を出さなければならない時、私達がゴールまで走りきらなければない事を教えてくれている。