毎日の礼拝

毎日のお話

2016/07/07

小田中 肇(教頭)

マルコによる福音書 1章14節 私は研修で人工知能AIの話を聞き、AIが支配的になった将来の社会について考えた。AIは与えられた目的を実現するには力を発揮するが、目的や理想、未来への希望を語る事はできない。今日の聖書は、イエスが神の国は近づいたと人々に希望を語る場面だ。イエスが語る未来は文明の発展ではなく、時代が移っても変わらない価値、目指す世界のあり方を示している。それは人と人が愛を持って互いに仕え、平和のうちに命を育む世界だ。