毎日の礼拝

毎日のお話

2016/04/27

鈴木 明香(国語)

マタイによる福音書  7章7~8節  「お皿を割る人」と聞いて私は乱暴な人を思い浮かべたが、人より多く皿を触る人だから働き者と思う人もいるだろう。失敗を結果だけに捉われず、行動したから起きた事と捉え、合わせてその過程も考えると違ってくる。私は4歳の子育ての悩みの中で、この考えで救われた。忙しい時に限って、お手伝いのつもりで失敗していた子供の心の中を考え、一方的な都合で効率を優先していた自分と、役に立ちたいという子供のけなげな気持ちに気づいた。一面的な見方でなく、余裕を持って色々な見方をすれば自分も救われる。