毎日の礼拝

毎日のお話

2016/04/13

狩野 哲也(数学)

コリントの信徒への手紙 Ⅰ 10章13節  私のクラスで、吃音を持つ生徒がいた。彼は敬和での日常生活の中で、吃音である自分を受け入れると共に、寛容さを身に付け、多様性を受け入れた。たいへんな状況にあるからこそ、自分の進むべき方向性を見つけられる事がある。今もがいたり、取り組んだりしている事が、後の自分を救ってくれる糧となる。苦しい思いが、自身にとって価値のある経験になる。新年度、日常生活の中で、ほんの少し一歩前に出てみる勇気を大切に、日常生活で起こるアクシデントも楽しみながら生活していってほしい。