毎日の礼拝

毎日のお話

2016/02/29

小田中 肇(教頭)

ルカによる福音書 15章27~29節  キリスト教は、愛の宗教だと言われる。今日の聖書は、心砕かれ、全てを失い家に帰って来た弟と、それを面白く思わないまじめな兄の話だ。父親はそれぞれに愛をもって臨む。この父親の愛情こそが神様の愛、キリストの愛だ。性格の全く違うこの兄弟は、私達一人一人の事だ。私達もそれぞれ性格は違うし、置かれた状況も様々だ。時には相手を、疎ましく思う事もある。しかし、その違いを超えて、私達も互いに愛し合うように、と聖書は教える。