毎日の礼拝

毎日のお話

2015/11/30

小西 二巳夫(校長)

ヨハネによる福音書 6章48~52節
杉原千畝は第二次世界大戦中リトアニア領事館の外交官で、ナチスドイツの迫害でポーランドから逃れてきたユダヤ難民を救った。彼は、それを「当然の事をしただけ」と語った。イエスも、ヘロデ王の虐殺から逃れた難民の子だった。杉原千畝はクリスチャンで、神様を裏切る事はできないという思いがあった。現在、シリア難民の問題があるが、それに関心を持たないのはイエスから目を背ける事になる。日本に関係ないと考える事は、平和と祝福から遠い。難民問題など今を考える事、それを自分の問題と捉える事が大事だ。