毎日の礼拝

毎日のお話

2015/10/08

野間 光顕(聖書科)

コリントの信徒への手紙 Ⅰ 12章14~18節

 修養会の大自然の中で同じものは世界に二つとない事に気付いた時、私は世界を作られた神の力や奥深さに感動した。数日後、沖縄で見た人間国宝の金城さんの陶器にも、命が込められた微妙な違いを感じた。それらは、各々が織りなす「多様性」と、それを受け止める「寛容」の大切さを実感させるものだった。今日の聖書は、身の周りの全てに神の創造の力があり、個性や違いを持つ一人一人の存在に神の息吹がある事を伝える。互いの個性と存在を受け止め合う生き方を、大切にしたい。