毎日の礼拝

毎日のお話

2015/08/27

野間 光顕(聖書科)

ヨハネによる福音書 20章19~21節

 私は亡くなった祖母に手を引かれて幼稚園に通っていた。彼女の手は大きくごつごつした手だった。彼女の口癖は、大丈夫という意味の「べっちょない」。私にはこれが大切な魔法の言葉で、これを胸の中で唱えた時、祖母の手が私を支えてくれているように思えた。今日の聖書は、イエスの死後、不安な弟子達の前に復活のイエスが現れ、彼らの心の平安と進むべき使命を示された所だ。歩みを支えて下さる神様からの「べっちょない」を覚え、歩みを進めたい。