毎日の礼拝

毎日のお話

2015/08/26

小西 二巳夫(校長)

マタイによる福音書 5章43~48節

福島大陸上部の川本監督は、自ら挨拶できない人は一歩踏み出す勇気が出ない、伸びるか否かはこの違いだと語る。ヘブライ語の挨拶は「シャローム」で、平和という意味の他に、「私はあなたと仲良くしたい」という意味もある。パレスチナでは、違う民族間での緊張感がある中、挨拶をする事は敵意がない事を表す。今日の聖書では、敵を愛しなさいとある。自分から積極的に、しかも親しい人だけでなく、そうでない人にも挨拶する事で、一歩踏み出す勇気が湧いてくる。自らの成長のためにも挨拶する事の大切さを自覚したい。