毎日の礼拝

毎日のお話

2015/06/10

藤巻 伸(社会)

ルカによる福音書 4章4~6節

 昨年、私は米原万里さんの『マイナス50℃の世界』という本に出会った。私にとって「運命の人」は米原さんであり、この本が「運命の一冊」だ。この一冊から様々な本を読み、そこから自分の人生が大きく変わった。今日の聖書は、漁師であるペテロが、漁は全くの素人であるイエスの言葉を聞き、網を湖に投げ入れる場面だ。相手は素人だけれど、ペテロはまずやってみた。皆さんも、まず目についた本を手に取ってみてほしい。その瞬間に手に取らなければ、一生手にしない本かも知れない。まずやってみてほしい。