敬和の学園生活

フェスティバル

2015/07/18

フェスティバル2日目⑯

【表彰】と最後のフォークダンスの様子です。

 

※写真には髪を染めたり、化粧や耳飾りをつけている生徒が写っていますが、これはフェスティバル2日目だけ、つまり一年に一日だけ許されている行為です。普段の学校生活では堅く禁じておりますので、どうか誤解のないようによろしくお願いします。

 

 今年は一日目の合唱部門で課題曲を増やすという、新しい試みを行ったフェスティバルでもありました。1連合100人で短い期間に1曲の演奏を完成させることはとても大変な作業です。そこへもう1曲増やすということは、各連合のチーフたちにとっては相当のチャレンジだったことと思います。しかし本番ではそんなことを感じさせない見事な6連合の合唱がチャペルに響き渡りました。心を震わす立派な演奏でした。

 

 走ることが得意な人も苦手な人も、ひとりが必ず走ってバトンをつなぐ学年リレーでは、足が速くない人が走っている時にクラスメートが並走して応援している姿が印象に残りました。クラスの絆が確実に強くなっていきます。この二日間で一人ひとりの敬和生がどれだけ成長したかは計り知れないと思いました。

 

 最後のチーフの挨拶では「フェスティバルが進むにつれて、どんどん楽しくなってきて、総合順位が気にならなくなっていった」という言葉がありました。長い間ひた向きに勝利を目指して頑張ってきて、最後に結果に重さを感じなくなっていくというのは“おかしな話”にも感じますが、これが敬和学園のフェスティバルの真骨頂だと思います。かけがえのない経験を誰もがしてくれたことでしょう。

 

 敬和生の温かさが感じられたフェスティバルになりました。こんなにも素晴らしいフェスティバルを創造してくれた46回生を中心とする皆は、きっとこれからの学校生活でもしっかりと力強く歩みを進めてくれるでしょう。

 

 生徒の皆さん、関係者の方々、お疲れ様でした。また来年です。