毎日の礼拝

毎日のお話

2015/06/01

小西 二巳夫(校長)

コリントの信徒への手紙 Ⅰ 10章13節

私には、新しい本が出ると必ず買う好きな作家が何人かいる。宮本輝もそうだ。彼は不安神経症を患っているが、小説家を続けてこられたのはその病気のおかげで、自分にとっての宝物だと言う。今日の聖書は、キリスト教で最も大きな働きをしたパウロの言葉だ。彼も不安神経症を患い、試練に遭いながらもイエスを積極的に語った。誰もが試練に遭うが、それが大きければ大きいほど後の恵みも大きい。試練に遭うのも、理由がある。今は恵みの時だ。