毎日の礼拝

毎日のお話

2015/05/25

小西 二巳夫(校長)

ヨハネによる福音書 6章47~51節

 浅田次郎の『王妃の館』は映画にもなったが、食事の場面も印象的だ。その料理は、食べてもらう事で、生きる力を取り戻してほしいという愛情が込められている。今日の聖書は、イエス様は命のパンであり、それを食べる者は永遠に生きるとある。イエス様の存在と言葉が悲しみを希望に変えるものであり、今をいきいきと生きる事ができるのだ。学校での友愛館での食事も同様で、注がれる愛情をしっかり味わう事が大切だ。食べる事は、命のパンであるキリストにつながるからだ。