毎日の礼拝

毎日のお話

2015/05/14

野間 光顕(聖書科)

マタイによる福音書  4章4節

 あるスーパーのレジ打ちの女性は、今まで様々な仕事をしてきたが、長続きしない。今の仕事もやめようと考えていたが、ある日自分の古い日記に書いてあった言葉を見て、今の仕事の中に希望を見出した。このように、言葉は人生を大きく拓く可能性を持っている。特に敬和の土台にあるキリスト教は、「言葉」を「神」と同等と考える程大切にしてきた。今日の聖書でも、私達を生かす大切な力としての言葉の存在をイエスは示している。言葉の大切さを自覚し、歩みを進めて行きたい。