毎日の礼拝

毎日のお話

2015/05/12

井上 哲郎(カウンセラー)

ヨハネによる福音書  12章35節~36節

 歌手で音楽プロデューサーのつんくさんは、喉の悪性腫瘍の治療で声帯を摘出する手術をした。一番大事にしてきた声を捨てて生きる道を選び、また振り出しに戻ったと発表した。彼がこの決断にたどり着くまでには、何度も自分と向き合い、様々な事を考え悩んだ事だろう。敬和は、目の前の誰かに手を差し伸べる優しい人が多くいる学校だ。こんな学校なら、安心して悩み、いつでも振出しに戻ってやり直す事ができる。それぞれの自分らしい道を歩んでいけるよう願う。