毎日の礼拝

毎日のお話

2015/04/23

小田中 肇(教頭)

マタイによる福音書 5章3~5節

 木は1年1年、年輪を形成しながら成長する。人も見えない年輪を作って、成長しているようだ。苦しかった経験こそが、その人を支える芯の部分になっている。今日の聖書は、イエスが弟子達に語った言葉で、「幸いである」が繰り返される箇所だ。人間の経験する全ての事は、神さまから与えられた恵み深い経験である。そこには深い意味が隠されていて、いつかその人を支える大きな力に変えて下さり、全ては幸いへとつながる。だから、喜びをもって歩みなさいと告げている。