毎日の礼拝

毎日のお話

2015/04/21

大塚 和代(体育)

テサロニケの信徒への手紙 Ⅰ 5章16~18節

 私が入院した時、同室に不平ばかり言っている人がいた。別の柔らかい雰囲気の人が、その人のよい所を見つけ、前向きな声掛けをしていた。人間は落ち込むと喜べない、祈れない、感謝できない事がある。その中でも、周りの人のよい所を見つける事の大切さを学んだ。敬和では、新しい年度を迎え、「新しい」に伴う痛みを感じている人もいる。しかし、これは自分の未来の可能性に出会うチャンスで、全員平等に与えられている。神様や他者、社会と出会う中で、お金では買えない、人間としての引き出しを増やす事ができる。