毎日の礼拝

毎日のお話

2015/02/18

山﨑 飛鳥(寮務教師)

ローマの信徒への手紙 12章15節

大江健三郎の『新年の挨拶』という本の中に、「チャンピオンの定義」という文章がある。その本では、チャンピオンとは、第一の意味では「勝者」ではなく、「誰かのために代わって戦う人」という意味があると言っている。言い換えれば、今日の聖書の「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣く」人がチャンピオンだ。そうだとすると、私のために本当に戦ってくれる人はイエスだ。最後まで、この私のチャンピオンになって下さる方が、イエスなのだ。