敬和の学園生活

日常の風景

2015/02/18

<授業訪問>  聖書Ⅰ

<授業の概要>

 聖書は全学年、週1時間、必修で展開されている授業です。今回は1年生の聖書Ⅰの授業を紹介します。キリスト教入門ということから1年間かけてイエスの歩みをじっくり見つめていきますが、この時期はそのクライマックスでもある十字架によって処刑されるイエス、またそこから3日後に復活するイエスを学んでいます。

 この授業でも、復活したイエスが弟子たちの前に現れる、そして様々な弱さを抱えた弟子たちに大切な宣教命令を与えられる物語を学びました。「死」からの「復活」は一見不思議で「そんなことあるの?」という疑問を抱いてしまうのですが、その物語が時代や国を越えて語り継がれている、キリスト教やこの敬和の土台になっている事に注目しました。

 

<生徒の感想>

●「信じる」ことはとても大切だと思いました。疑うことは簡単だけど、心から信じることはとても難しい。イエスは裏切られても弟子を信じた、そこが素晴らしいと思います。

●復活したイエスを信じない弟子がいたのが意外でした。

●トマスが他の弟子たちのようにイエスの復活をすぐに理解できなかった気持ちが少し分かるように思います。ペトロはイエスを3度裏切ったけど、最後までイエスのことを考えていたのに驚きました。

●イエスが言った「私の羊を飼いなさい」という言葉が「宣教しなさい」という意味が込められているところに驚きました。そして裏切られてもペトロを大切に思うイエスは本当にすごいなと思いました。

●自分たちが今、この学校にいるのはイエスのこの一言から始まっている…というのが不思議です。もっとキリスト教への理解を深めたいです。