毎日の礼拝

毎日のお話

2014/12/15

小田中肇(教頭)

マタイによる福音書 2章13~15節

イエスの父親はヨセフだが、母マリアに比べて知られていない。マリアは聖霊によってイエスを身ごもったとされ、彼が実の父親でない事もあり影が薄い。しかし、20世紀に入り、彼は守護聖人と宣言され、信頼を集めるようになった。彼は、人は血がつながらなくても家族になれるというモデルを与えてくれた。全ての人は、同じ父を持つ兄弟という考え方だ。敬和は、学校全体で一つの家族を作っているようだ。クリスマスを迎えようとする今日一日、私達も聖家族を支えるヨセフの歩みを覚えて共に歩みたい。