毎日の礼拝

毎日のお話

2014/11/25

小西二巳夫(校長)

出エジプト記 20章4~6節

選択聖書で、自分史をやっている。800年前に自分史を書いたのは、鴨長明だ。彼は、自分が必要とされていないと考えていた。彼の著書『方丈記』は、続く災害への思いを著して、東日本大震災以降に共感をよび再注目された。私達にとってだいぶ昔の本だが、人間の存在のちっぽけさが分かる。聖書も同じだ。自分の存在の小ささを自覚する事によって、生き抜く力を持てる。自分の存在の小ささを知ると、その人らしくなり、自分があるべき存在になる事ができる。