毎日の礼拝

毎日のお話

2014/11/06

野間光顕(聖書科)

詩篇 65篇10~11節

ハロウィンのイベントの後に、捨てられたゴミでいっぱいになっている町の写真に憤りを感じた。ハロウィンは、元々は収穫感謝と殉教した聖人の日が一緒になった民族行事だ。与えられた命を覚え、その一つひとつに感謝するというメッセージが根底にある。今日の詩篇は、命の源である主を覚えて、時代や国を越えて歌い続けられた一節だ。互いの繋がりの中で違った輝きを放つ命の尊さを覚えつつ、存在そのものを愛し導かれる、見えない大きな存在を感じながら歩みを進めたい。