敬和の学園生活

日常の風景

2014/08/04

2014夏の教職員研修

 7月28日(月)、敬和学園では教職員研修会が行われました。

 午前中の研修会では「今の時代と敬和教育が目指すもの」という主題で石川教頭から発題があり、具体的には「ネット(スマホ)依存ということ…小・中・高校生の実態」というテーマで学びを深めました。

 4~5名程度のグループに分かれ、話し合いながら最近使われているネット用語の意味を探り、それぞれの言葉が導くネット上における中・高校生の振る舞い方の実態に迫りました。また高校生のスマホ保有率他のアンケート結果を確認し、ネット上に載せられた情報の影響力の大きさと危険性を改めて認識しました。

 

 

 午後には有志によるソフトボール大会が「小西校長チーム」と「石川教頭チーム」の対戦という形で行われました。中盤までは小西校長と浅妻先生の両左腕による力投と堅い内野守備のおかげで緊迫した投手戦が繰り広げられました。

 1-0の校長チームリードで迎えた4回裏の教頭チームの攻撃で、それまで校長の投球に全くタイミングが合っていなかった田淵先生が出会いがしらにレフトオーバーへ豪快な一発を放ち、試合の流れが一気に教頭チームに傾きます。

 そして9-1、教頭チームリードで迎えた9回表校長チームの最後の攻撃で、教頭チームは抑えの切り札、ルーキーの品田先生をマウンドに送ります。しかしこれが裏目に出てしまいます。低めを丹念に突いた丁寧な投球でしたが、甘く入った球を大倉先生、長谷川先生に痛打されるなど、なんと土壇場で9-9の同点に追いつかれてしまいました。

 異様な盛り上がりの中で迎えた9回の裏、マウンドには渡辺先生が上がっています。教頭チーム先頭バッターの青木先生が俊足を活かした禁断のセーフティーバントで出塁。爆笑と罵声を同時に浴びていました。いよいよ真剣勝負の様相を呈してきました。そしてノーアウト2、3塁のサヨナラのチャンスでバッターボックスには石川教頭が入ります。『渡辺対石川』の社会科親友対決は、2球目を狙った石川教頭の打球が力なくレフト前にふらふらと上がり、結局ポテンヒットとなって青木先生がサヨナラのホームを駆け抜けました。

 劇的なフィナーレに応援に回った人も含めてみんながハチ切れそうな笑顔で拍手を送りました。とても楽しかったです。どれだけみんなが楽しんだかは下の写真をご覧ください。今から次回の開催が楽しみになってきました。